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憩いの場 リサール公園

フィリピンの英雄 ホセ・リサールを記念した美しい公園

フィリピンは長きにわたり植民地支配下となっていた国です。
そのため、文化の中には他国文化が影響している部分もあり、その溶け込み具合が、今のフィリピンの魅力ともなっているのですが、独立するまでの植民地支配の時代は、多くの人が苦しみ、また翻弄され、国民はみな、心の中にいつか独立できる日を夢見ながら、歯を食いしばって生きてきました。

現在は独立を果たし、経済も上昇し安定した暮らしが出来るようになっていますが、貧困の差などやはり問題を抱えていることは事実です。
しかし、独立を果たしたことでフィリピン国民は自由に、誰に支配されることもない生活が出来るようになったのです。
その独立運動を強く推進し、権力をもろともせずに勇敢にたたかった一人の英雄がこのリサール公園に眠っています。

ホセ・リサールは独立運動の闘士として戦い続け、志半ばにマニラのサンチャゴ要塞に投獄され、後、1896年12月30日に処刑され、その人生を終えました。
リサールの殉死によってフィリピンは革命に突入し、3世紀以上という長いスペイン支配を終焉させたのです。

国民的英雄となったホセ・リサールは今でもフィリピン独立に大きく貢献した人物としてフィリピン国民の心の中に深くその名を刻んでいます。
リサール公園には、立派なリサールの記念碑がたてられ、衛兵が今も警護しています。
そしてその衛兵が警護するすぐ先に、ホセ・リサールの亡骸が眠っています。

観賞できる庭園とピクニック広場

ホセ・リサールの犠牲から始まった独立への革命によって、自由と権利を取り戻した現代、独立の立役者となったホセ・リサールは、今この公園で集う幸せな国民を微笑んで見守っているでしょう。
この公園には観賞用の庭園と、噴水のある池、さらに記念碑、また大統領が演説する観閲広場があります。

観賞用の庭園は、中国庭園、さらに美しく威厳ある門と小さい塔が立てられた、非常に趣のある日本庭園が造られています。
大規模な改修が行われ、公園内の建物が補修され、現代はビジターセンター、レストラン、ブティックやホテルなどが併設されており、市民憩いの場となっています。

夜のリサール公園

夜のリサール公園は美しく水しぶきを上げる噴水がライトアップされ、実に美しい姿を見せてくれます。
カップルでこの公園を散策したらロマンチックな雰囲気に浸れそうです。

もちろん昼間きてもちょっとお弁当をもって楽しむカップルや、家族連れなどを見ることができますが、夜の公園は格別に美しく、観光客にもぜひ、見てほしい光景があります。
独立運動の果て英雄として散ったリサールが眠るこの公園は、フィリピンの幸せを象徴する場所ともいえるのです。