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フィリピンの歴史はイントラムロスにあり!

有名な観光スポット

フィリピンの中でも有名なスポットとしてイントラムロスがあります。
こちらは16世紀にスペイン人によってつくられた場所であり、マニラの中でも最古の地区となっています。

イントラムロスはスペイン語で壁の内側という意味であり、城塞都市です。

スペイン統治時代にはイントラムロスがマニラそのものであるとされていました。
元々、イントラムロスのあった場所はマレー系イスラム教徒が生活をしていたところです。

スペイン人がこの地を占領したことによって、初代総督がイントラムロスをつくらせました。

完成したのは1606年であり、スペイン人の中心地として機能しました。

イントラムロスの中にはローマ・カトリックの教会がいくつかあり、他にも教会が運営している学校があります。
また、かつては総督の宮殿もイントラムロスにありました。

当時はスペイン人とメスティーソのみが城塞都市に居住することが許されていました。
また、キリスト教徒である原住民や中国人も中に入ることはできました。

ただし、彼らが住むことは妨げられていました。

そのため、原住民の大部分と中国人は城壁の外で暮らしていたのです。
第二次世界大戦が起きると日本軍がフィリピンを占領しました。

その後、アメリカはフィリピンを奪還するために反抗をスタートさせました。

この時に起きたのがマニラの戦いであり、多数の市民を巻き込みました。
10万人もの人々が命を落としたとされています。
アメリカ軍によって市街地は灰燼となりました。

イントラムロスにあった建物の大部分は失われてしまったのです。
唯一無事だったものはサン・アグスティン教会だけでした。

また、残されていた建物も大部分は戦後に取り壊されました。
このような歴史がイントラムロスにはあるのです。

現在のイントラムロス

1980年代になるとイントラムロスの街の復旧作業が開始されました。

そのため、現在のマニラにおいてはスペイン統治時代の雰囲気が残されている唯一の地区となっています。
マニラの開発は今では城塞都市の外側で行われています。

城塞内には近代化の影響はほとんどなく、マクドナルドやスターバックスが教育機関のそばにある程度です。
近代化の影響を抑えてかつての面影を残すことが優先されています。

イントラムロスの周辺は堀が形成されていたのですが、今では埋め立てられており、そこでスポーツを楽しんでいる姿が見られます。

イントラムロスの中でも有名なスポットはサンティアゴ要塞であり、かつてのスペイン時代を思い浮かべながらロマンスを楽しめる場所として人気です。

またイントラムロスにはマニラ私立大学やフィリピンリュケイオン大学などがあります。
高等教育機関の拠点として機能しているのです。