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引用:バクラヨン教会 クチコミガイド【フォートラベル】

最古の教会 バクラヨン教会

ボホール島にあるフィリピン最古の教会「バクラヨン教会」

ボホール島はフィリピン中部、ビサヤ諸島にある島で国内の中で10番目の大きさを持っている島です。
全体がボホール州に属し、人口は114万人、首都はボホール州にタグビラランという所です。

ボホール島にはフィリピンメガネザルという霊長類の中でも世界最小級の小さいお猿さんが生息しています。
ぎょろっとした目がかわいいとても小さなお猿さんです。
みどりも海も本当に美しいこの島は、リゾート地として注目されている島です。

そしてこのボホール島には、フィリピンでも最古といわれるバクラヨン教会があります。
スペイン統治時代に建て替えが行われたこの教会は、その後改修されて、現代のバクラヨン教会の形になったのは1727年です。
スペイン統治時代の印象を色濃く残しているこの島は、ヨーロッパ文化を感じさせる建物などもあるのですが、中にはスペイン語を話せるという世代の方もいて、植民地時代が長ったという事をうかがわせます。

珊瑚で作られた美しい教会

現在、地震などによって被害を受け、建物は傷みが進んでいるのですが、建設された当時、この教会は美しかっただろうと想像させてくれます。
珊瑚から切り出したというブロックを卵白で固めて作ったといわれる建物なので、地震などの揺れには弱いのも当然です。
建設された当時、もちろんセメントなどもないため、こうした建築様式で建設されたようですが、もしも地震などの被害に合わなかったら本当に美しい教会なのだろうと、被害にあった部分があっても感じさせてくれます。

建物内部も地震によってダメージがありますが、天井にあるモザイクガラスの美しい事、またそこから指す太陽の明かりが本当に神秘的で、天使が舞い降りてきてもおかしくないような神々しさがあります。
モザイクガラスの色とりどりの光は、当時の島民を照らす光となっていたのでしょう。

そこかしこに工夫が凝らされ、改修などの際、かなりの費用が費やされてきたのだろうとわかります。
内部の祭壇には細かな装飾が施されています。

美しい姿を取り戻してほしい

歴史的な建造物であるはずのフィリピン最古の教会、バクラヨン教会は地震の被害にあってまだ入れない部分も多く、改修途中という段階です。
修復が終わるまでには時間がかかりますが、今、入れるところだけ見ても、価値があります。
教会のステンドグラスや、祭壇の装飾、珊瑚で作られた壁の何とも言えない白い色、どれをとっても魅力ある教会です。

古き建物が残されているのは、とても素晴らしい事です。
これから先、また地震などによって壊れてしまう部分があるかもしれませんが、このフィリピンを代表する教会を、これから先もしっかり守ってほしいと願います。