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  3. フィリピンのお国料理の紹介

フィリピンのお国料理の紹介

3国からの影響

フィリピンの料理の特徴を知る際にはフィリピンの歴史について理解する必要があります。
またフィリピンは中国からの影響を強く受けており、さらには宗主国であったスペインからの影響もあります。

この2つの国に加えてさらにアメリカと日本の影響も受けた結果が現在のフィリピン料理の特徴を形成しています。

まず、フィリピンはつい最近まで統一国家が形成されていませんでした。
そのため、いわゆる宮廷料理とされるようなタイプの料理はありません。

基本的には庶民が日常生活で食べているようなもののみがフィリピン料理に含まれています。

スペインはカトリックの国であり、その影響もあってテーブルとイスを使って食事をする習慣が導入されました。
また、スペイン人の支配階級が食べていた食文化はフィリピン人のなかでもエリート層に伝えられました。

フィリピン料理が大きく変化したのは19世紀のことであり、この頃にスペイン料理と中国料理がフィリピン風に一般化されて家庭に普及しました。

戦後にはファーストフードがアメリカからもたらされました。
フィリピン料理の特徴として脂肪やコレステロールが多く含まれているのですが、これはスペインからの影響です。

スペイン風の名前のついた料理が多いのですが、これらはスペイン統治の頃にできました。
フィリピン料理の中でも外国からの影響をまったく受けていないものを探すことは難しいでしょう。

代表的なフィリピン料理

フィリピン料理の特徴として、トウガラシや粒コショウといった香辛料が使われることが多いです。
さらにショウガやトマト、玉ねぎなどもよく使われます。

中国やスペインから影響を受けた料理には玉ねぎやトマト、ニンニクなどが下地として使われているものが多いです。

フィリピンは他の東南アジアの国とは異なりあまり香辛料は使われません。
その理由はインドから離れているため、あまりインドの食文化の影響を受けなかったためです。

フィリピンで好まれる味付けはすっきりとした酸味です。
そのため、マンゴーやパパイヤが料理に使われることは多いです。

フィリピンを代表する料理の一つとしてアボドがあります。

これは肉や野菜を煮込んだ料理のことであり、酢をたくさん使うため保存性が高いです。
国民食であり、スペイン料理を起源としています。

豚肉と鶏肉を使い、さらに野菜やゆでたまごを加えることもあります。
多量の酢を用い、さらにはニンニクや醤油、黒胡椒、ローリエなどが味付けに用いられます。

レシピはお店や地域によってそれぞれ異なっており、違いを楽しむことができます。

カレーライスのようにして具や汁をご飯に盛って食べます。
他にも色々なフィリピン料理があり、日本人でも問題なく食べられるものばかりです。