1. >
  2. >
  3. フィリピンの歴史に迫る!

フィリピンの歴史に迫る!

はるか昔、アジア大陸の一部であった

現在のフィリピンのある地域に人が住み始めたのは約3万年前からです。

この頃はまだアジア大陸の一部だったのですが、やがて大陸から離れていき群島となりました。
紀元前500年頃からマレー系民族が定住し始めて現在のフィリピン人の起源となっています。

フィリピンはちょうど東アジアと東南アジアの中間地点に位置することから、スペインが訪れるまでは交易の拠点として発展していました。

この頃にはイスラム教も伝来してきて、マニラはイスラムの街となりました。
やがて大航海時代になるとマゼランが来航しました。

マゼランは現地の人達にキリスト教への改宗とさらにはスペインに服従することを求めました。
その際にマクタン島の戦いと呼ばれる争いが生じました。

この時に民族のために戦ったラプ=プラはフィリピンの英雄として現在でも親しまれています。

その後、スペインによる開拓が進められていきました。
この時にフィリピン諸島という名称がつけられたのです。

スペインの文化がどんどん流入していき、スペインの支配が続きました。

やがて19世紀になるとフィリピンの解放運動が盛んに行われるようになりました。
その中でも重要な役割を果たした人物が当時医者で作家でもあったホセ・リサールです。

アジアでは初となる国家主義者として、フィリピンを解放するために精力的に活躍したリサールは国民的英雄となっています。

現在までのフィリピン

1898年にスペインはアメリカに敗れてしまったため、フィリピンは独立を宣言して第一共和国が誕生しました。
しかし、アメリカがスペインから統治権を奪ったため、今度はアメリカとフィリピンの間で戦争が起きました。

この戦争によって、フィリピンの第一共和国は崩壊してしまったのです。

1934年には二代目の大統領が誕生して、フィリピン自治領が開始されました。

第二次世界大戦中には日本軍に占領されてその際に独立が宣言されて第二共和国が生まれたのですが、フィリピンが本当に独立国家となったのは1946年になってからです。

このような歴史があるためにフィリピンは主にスペインとアメリカの文化の影響を大きく受けています。

戦後は次々と政権が移っていき、1965年にはフェルディナンド・マルコスが大統領に就任しました。
マルコスは強権政治を行ったために民衆の支持を失っていきました。

1986年にはコラソン・アキノが大統領となり、翌年には新しい憲法を制定して現代のフィリピンの基礎を築きました。

このようにして民主国家としてのフィリピン共和国は徐々に発展していったのですが、今でもさまざまな問題が残されています。

21世紀はアジアの時代だとされていますが、その中でもフィリピンの果たす役割は大きなものとなるでしょう。